■治療学・バックナンバー■
1997年 31巻 10号
抗癌薬
期待される化学療法の新展開
■ 序説
抗癌薬開発の歴史的展望
小川一誠
■ 総説
癌化学療法の役割
1)造血器腫瘍
増田道彦・溝口秀昭
2)肺 癌
上岡 博
3)消化器癌
坂田 優
【抗癌薬の新しい展開】
1)新しい抗癌性抗生物質
有吉 寛
2)新しい代謝拮抗薬
杉浦孝彦
3)トポイソメラーゼT阻害薬
福岡正博
4)チュブリン結合薬
相羽惠介
【新規作用の抗癌薬】
1)分化誘導薬
大野竜三
2)テロメラーゼ阻害薬
石川冬木
3)プロテインキナーゼC阻害薬
根本裕巳・井上謙吾
4)血管新生阻害薬
福士純一・桑野信彦
5)耐性克服薬
齋藤明子
6)癌関連遺伝子産物の抑制薬
梅澤一夫
抗癌薬の相互作用と副作用
関根郁夫・佐々木康綱
癌化学療法のコスト-ベネフィット
正岡 徹
■ 座談会
新規作用の抗癌薬の可能性をめぐって
(司会)小川一誠 鶴尾 隆・西條長宏
■ 症例
化学療法による進行性精巣腫瘍の長期生存例
細木 茂・古武敏彦
再発進行乳癌の長期生存例
堀越 昇
■ 治療の歴史
シスプラチン
小川一誠
■ DI室Q&A
抗癌薬によるHUS
浜武通子
■ suggestion
既存の薬剤の中に秘められている抗血管新生作用
佐藤靖史
一つの疑問
筏 義人
合成マトリックスメタロプロテアーゼインヒビターによる 癌治療の可能性
岡田明子
新しい癌ワクチン/古い癌ワクチン
伊東恭悟
サイトカインシグナル伝達におけるNegative Feed Back Regulator
仲 哲治
■ 治療学 薬の使い方シリーズ
【カルバペネム系抗菌薬】
薬物治療の現状と課題
和田光一
主な薬剤のプロフィールと作用予測
大谷壽一
投与の実際と留意点
戸塚恭一
■ 不整脈Q&A
10)運動誘発不整脈患者の予後と管理は
中沢 潔
治療学/特集案内・次号予告