■治療学・バックナンバー■
2002年 36巻 12号
抗サイトカイン生物製剤
難病治療薬としての期待
■ 序説
サイトカインとサイトカインレセプター
宮坂信之
■ 総説
抗TNFα抗体
1)TNFαの多様な生理活性
笠原 忠
2)関節リウマチにおける有用性と問題点
天野宏一,竹内 勤
3)クローン病における有用性と問題点
矢島知治,日比紀文
【可溶性TNFαレセプター】
1)TNFレセプターの多様性とシグナル伝達機構
針谷正祥
2)関節リウマチにおける有用性と問題点
近藤啓文
3)その他の膠原病およびリウマチ性疾患の治療への応用の可能性
山村昌弘
【抗IL-6 レセプター抗体】
1)IL-6の多様な生理活性とシグナル伝達機構
杉本正道,吉崎和幸
2)関節リウマチにおける有用性と問題点
西本憲弘
3)全身型若年性突発性関節炎に対する抗IL-6レセプター抗体の有用性と問題点
横田俊平
IL-1 レセプターアンタゴニストと関節リウマチ
広畑俊成
IL-10と自己免疫疾患
石田 博
抗IL-5 抗体と気管支喘息
足立哲也,茆原順一
■ 座談会
抗サイトカイン生物製剤の現状と未来
(司会)宮坂信之 山本一彦・竹内 勤・川合眞一
■ 新しい治療
自己免疫疾患の遺伝子治療
上阪 等
■ 症例
抗IL-6レセプター抗体を関節リウマチの治療に使用した症例
西本憲弘
抗TNFα抗体療法に抵抗性を示した関節リウマチの1症例
石田哲士,佐伯行彦
■ 治療の歴史
関節リウマチの薬物療法
安倍 達
■ DI室Q&A
抗TNFα抗体製剤の使用方法
荻田義明
■ suggestion
細胞生物学的研究の成果と臨床現場とのスピードギャップ
河野道生
抗IL-18抗体は疾患の治療に用いられるか
岡村春樹
血管の炎症とスタチン
石橋敏幸