■治療学・バックナンバー■
2004年 38巻 2号
降圧薬
合併症予防のための至適使用法
■ 序説
21世紀の予防医学の主役としての降圧療法
−高血圧ガイドラインの要点
島田和幸
■ 総説
遺伝子情報より至適降圧薬を選択できるか?
加藤規弘
【各種疾患における至適降圧薬−基礎および臨床的エビデンス】
1)肥満と高血圧
荒井宏司・中尾一和
2)高脂血症と高血圧
寺本民生
3)糖尿病と高血圧
片山茂裕
4)高血圧と腎障害
木村玄次郎
5)高血圧と心肥大・心不全
長谷川洋・小室一成
6)高血圧と虚血性心疾患
伊藤 昭・下川宏明
7)高血圧と脳血管障害
越智一秀・松本昌泰
【降圧薬療法の進歩−これからの治療法】
1)降圧薬の多剤併用療法
河野雄平
2)時間薬理学的降圧療法
杉本孝一・藤村昭夫
3)降圧薬療法のコストベネフィット
三上 洋
【高血圧ガイドラインの読み方−from RCT to Guidelines】
1)降圧薬の一次選択薬
松岡博明
2)降圧のゴール
桑島 巌
【降圧薬の論争点】
1)Beyond Blood Pressure Loweringは真実か?
島本和明
2)利尿薬は最後の手段か?
瀧下修一
■ 座談会
(司会)島田和幸 齊藤郁夫・久代登志男
■ 新しい治療
アルドステロン拮抗薬
宮森 勇
■ 症例
降圧療法によって誘発された脳卒中の症例
上田宜子・苅尾七臣
診断困難であった二次性高血圧の症例
茶木辰治・伊藤貞嘉
妊娠中毒症にCa拮抗薬とα1β遮断薬の併用療法が有効であった症例
鈴木洋通
■ 治療の歴史
血圧測定
橋本潤一郎・今井 潤
■ DI室Q&A<
ニフェジピンカプセル舌下投与の代替薬
須藤俊明
■ suggestion
真のエビデンス構築を目指して
山崎 力
骨髄移植を用いた急性心筋梗塞への血管新生治療
松原弘明・辰巳哲也
特定保健用食品のより有効な活用のために
木元幸一
聴診法血圧測定値の精度とバイアス
杤久保修
「脳卒中週間」,「脳卒中予防十か条」について
中山博文
レニン・アンジオテンシン系薬剤の臨床応用
浦田秀則